日本政府はお金をどこから得て、何に使っているのか

日本政府は様々な活動をして私たちの生活をより良くしようとしていますが、その実態を分かっていない人も多いと思います。それをわかるためにどうすればいいかと言えば、何か活動をするためにはお金が必要となるので、日本政府がどこからお金を得て、何にお金を使っているのかをみればいいのです。そうすれば政府がどのような活動をしているのかがだいたいわかると思います。平成23年度の一般会計を見ながら、日本の政治について、またお金について学びましょう。

歳入について
政府が得たお金のことを、歳入と言います。平成23年度の歳入は全部で94.7兆円、うち43%は税収でまかなわれています。細かく見ていくと、所得税、法人税、消費税が税収の80%近くを占めており、その他が20%強となっています。税率が5%にもかかわらず消費税の影響がどれだけ大きいかがわかりますよね。
もう一つ大きな財源は、国債です。これは言わば国の借金ですが、歳入の47%近くを占めています。国の財政の半分近くが借金でまかなわれているとなると、日本はかなりの借金大国であることが分かります。
こうしてみると、日本の歳入は税と国債によってほとんどまかなわれていることがわかります。国民が政府を支えているのです。

歳出について
政府が何か活動をするために使うお金のことを歳出と言います。平成23年度の歳出は94.7%でした。歳入と一致していることは留意しておきましょう。その中で一番大きいものは社会保障費の28%です。高齢化の影響もあり、日本は社会保障に力を入れていることが分かります。
次に多いのは国債費です。日本は借金が相当たまっているので、毎年返さなければならないのです。
それ以外には、地方交付税交付金、公共事業費、防衛費、文教および科学振興費が主なものとしてあります。この年は震災が起こったため、復興にもお金を使っています。
大体の傾向がわかったでしょうか?これが日本の財政状況なのです。